特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター|身体障害者補助犬に関する情報提供、相談業務を行う学術団体です。

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FAQ-0022「補助犬に向いているのはオスとメスのどちら?」
 2020年11月30日 掲載

補助犬にはオスとメス、どちらでもなることができます。実は性別は補助犬に向いている、向いていない、に関係ありません。

補助犬にとって大切なのは、「性別」よりも「性格」です。どんな場所でもユーザーさんがいれば落ち着いていられたり、いつでも楽しくお仕事に取り組めたりできる性格の子が補助犬に向いているとされています。当会副理事長木村と理事松本のパートナーたちも、明るくって天真爛漫、いつでもお仕事に全力投球!な性格が補助犬にぴったりなんです。

 



FAQ-0021「補助犬ユーザーになれるのは何歳から?」
 2020年11月20日 掲載

補助犬ユーザーになれる年齢は「18歳以上」と補助犬法で決められています。

補助犬ユーザーとして社会参加するためには、補助犬の日常のお世話はもちろん、衛生管理、行動管理もすべて自分でやらなければなりません。それらを責任をもって適切に遂行できるのが18歳以上ということです。

もちろん、18歳以上ならだれでもユーザーになれるわけでもありません。その方の生活環境や障害の状況(一概に重度だから、軽度だからダメということはありません)などを、訓練事業者さんや医療従事者の方々が総合的に判断します。



FAQ-0020「補助犬と一緒に、畳のある飲食店や旅館を利用できるの?」
 2020年11月14日 掲載

 畳のある飲食店や旅館も、特に条件なく普通の施設と同じように、補助犬を同伴して利用できます。
 施設の方からは「補助犬の爪で畳が傷むのでは…?」とご相談いただくこともあるのですが、心配しなくて大丈夫!です!
 きちんと決められた場所で待機ができる補助犬は、畳の上をむやみやたらに走り回ったりしませんし、定期的に爪切りもしているので、畳を傷つける心配もありません。
 犬用の靴下を履かせたほうが良いのでは?と思われるかもしれませんが、靴下は犬が慣れていないと通常通りに歩行できず、却って畳を傷つけてしまうかもしれません!?
 そして、爪とぎもしません!!爪を研ぐのはネコの習性なんです。補助犬はイタズラで畳をひっかいたりもしないので、安心して受け入れていただけたら嬉しいです。
 そして、もちろん人が靴を脱いで上がる場所には、補助犬も足の裏を拭いてから上がります。これは補助犬が社会参加をする上でとっても大事なマナーです!
 もし、使用者さんがうっかりしていたり、気づいていないようだったら、「補助犬の足を拭いていただけますか?」と一声かけてくださいね。

 



FAQ-0019「レストランなどで、犬アレルギーの方と一緒になったらどうするの? 」
 2020年11月14日 掲載

 レストランなどで、補助犬使用者と犬アレルギーの方と一緒になったときには、双方の席をできるだけ離すなどの配慮をしてください。
 せっかくの楽しい外食なので、みんなが少しずつ譲り合って尊重しあえたらいいですね!
 犬アレルギーの原因は「犬のフケや唾液」とされていますが、基本的に使用者さんが補助犬のシャンプーやブラッシングを定期的に欠かさずしているので、フケについてはほとんど心配いりません。唾液についても、補助犬に直接触れたりせずに一定の距離を保っていれば、大丈夫です!
 しかし、「こういう条件なら確実にアレルギーは発症しない!」とは言い切れないので、まずは「接近させない配慮」がアレルギーのある方と補助犬使用者さんへの最低限の配慮になり、最大のアレルギー予防になります。
 どんな時も、頭ごなしに「ダメ!」というのではなくて、「まずはどうしたら使用者さんも周囲の人も気持ちよく、楽しく施設を利用できるかな?」を考えられる優しい社会になってほしいです!



FAQ-0018「補助犬は、いつどんな風にトイレをしているの?」
 2020年11月8日 掲載

 使用者さんが、その日の予定や補助犬の体調を考慮して排泄させています。
 補助犬=3歳の子ども という例えを良くします。映画館に行ったとき、3歳の子どもと一緒だったら、映画中に我慢しなくていいように、始まる前にトイレに連れていきますよね。補助犬たちもそれと一緒です。もちろん、その日の体調によって映画中にトイレに行きたくなってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、使用者さんがしっかり犬からのサインを受け取って、映画の途中でもトイレに連れていきます。
 他にも、暑くてお水をたくさん飲ませた後は、いつもより早めにトイレに連れて行こう!とか、今日はいつも朝しているツー(うんち)をまだしていないから、お昼にも声をかけてみよう!など、、、本当に小さな子どものトイレの管理と似ているかもしれません(小さい子のお母さん、お父さんもいつもお疲れ様です…!)。
 犬たちは決して、「いつもトイレを我慢させられてかわいそう!」なんてことはないんですよ。
 犬の負担にならないように、そして周囲の方にもご迷惑をおかけしないように、使用者さんたちは日々努力されていること、ぜひ知っていていただきたいです。



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