ホーム > ニュース・イベント・新聞記事 > 補助犬とユーザーの協力で実現、災害時ヘリコプター救助体制の強化に貢献
特定非営利活動法人日本補助犬情報センターでは、浜松市消防局で実施している災害弱者に寄り添った消防活動の実現に向けた「身体に障害のある方及び身体障害者補助犬に係る消防研修会(全3回)」に協力しています。
2023年11月には、第3回の研修会として「消防ヘリコプターによる吊り上げ救助実機訓練」を、補助犬使用者や補助犬訓練事業者の協力のもと実施しました。
この度、訓練時の動画を日本補助犬情報センターのYouTubeチャンネルにて公開しました。
肢体不自由、視覚障害、聴覚障害といった個々の障害特性に応じた救助方法や、補助犬を吊り上げて救助する際の方法等、訓練の一連の流れをご覧いただけます。
浜松市消防航空隊では、補助犬ユーザーだけではなく、災害時要配慮者に位置づけられる白杖使用者、盲ろう(視覚と聴覚の重複障害)の方、医療的なケアを必要とされている方々への取り組みも合わせて実施されています。
今回の消防ヘリコプターでの救助訓練については、3種の補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)とユーザーを対象とした全国初の取り組みとなりました。
この訓練を基として、より安全な救助活動が行えるよう、引き続き航空隊の皆さんと検討を重ねてまいります。
(日本補助犬情報センター事務局)
【訓練主催】
浜松市消防局消防航空隊
【協力団体】
公益財団法人日本盲導犬協会 https://www.moudouken.net/
特定非営利活動法人兵庫介助犬協会・千葉介助犬協会 https://hsda.main.jp/
公益社団法人日本聴導犬推進協会 https://www.hearingdogjp.org/