ホーム > 活動内容 > 最近の活動実績(30件) > 2023/05/22 【ほじょ犬の日】啓発シンポジウム開催(東京都千代田区)
【2023年5月24日追記】
2023年の補助犬啓発シンポジウムは終了しました。
講演は後日、身体障害者補助犬を推進する議員の会のYouTubeチャンネルにて配信予定です。
当日の様子について、TBSのNスタでご紹介いただきました。
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例年、身体障害者補助犬法成立の記念として、「身体障害者補助犬を推進する議員の会」(補助犬議連)主催の「ほじょ犬の日啓発シンポジウム」は議員会館にて開催しています。
今年も以下の通り、開催が決定いたしましたのでお知らせいたします。
また、今回は同時開催企画として、東京都人権プラザのご協力のもと、「いっしょに生きる~身体障害者補助犬法成立から20年~」の出張展示を行います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
日 時 2023年5月22日(月) 13:00~15:30
会 場 衆議院第一議員会館 多目的ホール(※玄関ホールにて、入館証をお渡しいたします)
主 催 身体障害者補助犬を推進する議員の会(会長:衆議院議員 田村憲久)
情報保障 手話通訳・UDトーク(リアルタイム文字字幕)
備考:予約申し込み不要、参加無料、後日アーカイブ配信予定
シンポジウムの式次第テキストデータはこちら→【テキスト】2023補助犬シンポ式次第
【第一部 13:00~14:00】
基調講演「多様性に寛容な社会を構築するには~AI時代の補助犬と人~」
講 師 : マセソン美季(パラリンピアン)
*マセソン氏プロフィール:1973年生まれ。カナダ在住、2児の母。大学1年時に交通事故で車いす生活に。98年長野パラリンピックのアイススレッジ・スピードレースで金メダル3個、銀メダル1個を獲得。大学卒業後、「障がい者スポーツの先進地」である米イリノイ大学に留学し、競技力向上を目指す傍ら、指導者としての専門知識を学んだ。カナダのアイススレッジホッケー選手と結婚。国際パラリンピック委員会(IPC)教育委員も務め、カナダと日本を行き来しながら、「パラリンピック教育」に奔走。現在はIPC理事。
※第一部基調講演の動画を、身体障害者補助犬を推進する議員の会のYouTubeチャンネルで公開しました。(2023/07/03)
【第二部 14:30~15:30】
シンポジウム「補助犬啓発を考える~補助犬介在教育が社会に与えるインパクト~」
シンポジスト:各補助犬ユーザー(事例紹介)
コメンテーター:川内美彦(アクセシビリティ研究所主宰)
*川内氏プロフィール:(一社)日本トイレ協会副会長。東洋大学人間科学総合研究所客員研究員。一級建築士。博士(工学)。1953年生。広島県出身。頸髄損傷により19歳から車いす使用。専門分野はアクセシビリティやユニバーサル・デザイン。障害のある人の社会への関わりについて、「人権」や「尊厳」の視点で分析し、平等な社会参加を権利として確立していく活動を展開。2000年「ロン・メイス21世紀デザイン賞」受賞。国・自治体における各種委員会委員歴任。
*シンポジウム概要*
全国で補助犬ユーザーさんたちや補助犬訓練事業者による補助犬介在教育が実施されている。基準等があるわけでなく、それぞれの現場で様々な工夫をしながら展開されてきた。
補助犬法が成立してから20年目の昨年、新聞の特集で補助犬介在教育について取り上げられた。小学生時代に地域の介助犬ユーザーの話を聞いた若者が鉄道職員となり、実際にその介助犬ユーザーをアテンドする機会があった。その職員は当時のことを覚えていて「当たり前の対応をしただけです」とコメントしてくれた。
このように、長年全国で続けられてきた補助犬介在教育により蒔いた種は、確実に芽吹き始めている。SDGsの文脈からも注目されている障害理解の世界基準は「社会モデル」となり、補助犬介在教育が社会に与えるインパクトをどう捉え、どうしていくべきかを考える。
事務局:阿部知子事務所(担当:栗原)
共同事務局:特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター
上記シンポジウムと同時開催で、東京都人権プラザ出張展示企画を実施します。
日 時 2023年5月22日(月) 13:00~16:00
会 場 衆議院第一議員会館 国際会議室(※シンポジウムにご参加の方、どなたでも自由にご覧いただけます)
協 力 東京都人権プラザ
*展示紹介については、こちらのYouTubeもご覧ください。(動画は東京都人権プラザで開催されている企画展の様子です。今回は議員会館内での出張展示となります。)